チャプター 50

キャロルは少しの間言葉を区切り、それから表情を和らげてチャールズとエミリーを見た。「チャールズ、エミリーは前回いらした時、あまりゆっくりできなかったでしょう。今、庭のバラが満開だから、敷地内を案内して、景色を楽しんできたらどう?」

マッサージの途中でカレンの手がピタリと止まり、その瞳に衝撃が走った。

キャロルは本気でこの二人を水入らずにしようというのか? それでは自分の立場はどうなるのだ?

顔に浮かぶ嫉妬を必死に隠し、カレンは作り笑いを浮かべてキャロルを見た。「チャールズは景色の楽しみ方なんてちっとも分かっていませんもの。代わりに私がエミリーをご案内しては……」

「その必要はないわ」カ...

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